知っていますか?秘密保全法

政府は、特定秘密保護法(秘密保全法)の法案の概要を公表し、9月3日から17日までの15日間、ネットなどを通じて一般からの意見(パブリックコメント)を募集しています。
マスコミでも報道され、ご存知の方もおられるでしょう。
しかし法案の内容については、国民に十分に衆知されているとは言えない現状だと思うのですが、いかがでしょうか?
日本弁護士連合会(日弁連)では、法案の重要性を鑑みて、パブリックコメントを2ヶ月間に延長するよう、声明を出しています。
加えて、「保全される特定の秘密」が曖昧で、現憲法で保障された「国民の知る権利」を奪ってしまうなど、重大な問題点があることを指摘しています。

日弁連のHPでは、「エッ!これもヒミツ?あれもヒミツ?あなたも『秘密保全法』にねらわれる Q & A」パンフレットを、PDF方式で公開しています。
ダウンロードする場合はここにアクセスし、右クリックメニューの「リンク先のファイルを別名で保存」を選択し、分かりやすい名前を付け、保存先を設定の上保存して下さい。
以上は、Mac PCにおける方法です。
参考までに、一部のページを抜粋して、ここで公開させていただきます。(拡大表示にすれば、読みやすくなります。)
このページを読むだけでも、秘密保全法の曖昧さ故の危険性が垣間見えて来ます。
d0242629_13155124.png


女優の藤原紀香さんは、自身のブログで、憂慮する立場からパブリックコメントを行った事を公表しています。

麻生太郎氏(現・副総理、財務大臣、金融担当大臣)の、俗にいう「ナチス発言」が物議を醸し、内外から批判が寄せられた事は、まだ記憶に新しいところです。
今年7月の憲法改正についてのセミナーでの発言で、かいつまんで言うと「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。騒がないで、納得して変わっている。喧騒の中で決めないでほしい」(出典:Wikipedia)と言う事でした。
メディアなど、多くは「ナチス」の部分に敏感に反応しましたが、改めて吟味すると、個人的にはむしろあの手口を学んだらの発言こそ、問題視すべきではなかったかと思います。
あの手口とは — あくまでも私見ですが、要は「『賛成』『反対』の立場の違いに関わらず、国民の議論や運動が高まり、広がる事は好ましくない。むしろ、国民の多くが知らないうち、無理解、無関心のうちに事を進めてしまおう。」と言う事でしょう。

「憲法改正(改悪)」を企図する状況ともリンクしており、「国防軍創設」発言と相まって、いっそう危険な方向に舵を切ろうとしているようです。

これは自信を持って言えますが、もし「東日本大震災」が第二次世界大戦下の我が国で起こっていたら、そしてもし、その当時に既に福島原発が存在していたならば、「治安維持法」の名の下に事実の大部分が隠蔽され、事実を報じたり、他人に漏らしたりは勿論の事、知ろうとしただけでも厳しく処罰(最悪は死刑)されただろうことは、想像に難くありません。
そして、秘密保全法の最大の目的が、国民の目・耳・口を塞ぐ事にある事も、想像に難くありません。

世が世なら、こうしてブログに書く事自体が「犯罪」となり、厳しく処罰されているでしょう。
Twitterしかり、Facebookしかりです。
それどころか、パソコンやスマートフォン、タブレットと言った情報端末を所有する事さえも、禁止されてしまうかも知れません。

つい70年ほど前の日本は、現在の「近くて遠いとある北の国」と同様な状態だったのです。
決して遠い過去の事ではありません。

のんびり構えていると、再びその当時の状況に逆戻りさせられかねません。
そうなったら、2020年の「東京オリンピック」は、雨散霧消してしまうでしょう。

《追伸》 2013年9月16日
このブログを投稿後、昨日のうちにパブリックコメントを送りました。
勿論「断固反対!」の立場でです。

話は変わりますが、台風18号が関東地方を直撃する可能性があり、大変気になります。

by tane_mackey | 2013-09-15 14:46 | 政治・経済 | Comments(0)