ストーカー被害をなくすには、加害者の「心の病」を治療してこそ。

今回は、文字だけのコラムです。
重いタイトルを付けてしまいましたが、その経緯をこれから述べます。

長崎ストーカー殺人事件(2011年12月16日 発生)や逗子ストーカー殺人事件(2012年11月6日 発生)は、自分にとっては記憶にまだ新しいところであり、同様な事件が起こるにつけ、「ストーカー行為に及んだ挙げ句、殺人にまで手を染めてしまった人の心理はいかなるものなのか?」の疑問を抱くようになりました。
「子供に虐待を繰り返した挙げ句、死に至らしめてしまった人の心理」についてもまたしかりです。

そんな折に、若いシングルマザーの方より当ブログにコメントを頂きました。
記事とは無関係な書き出しに、当初は怪訝な顔をしつつ読み進めると、明るい文体の中に「別れた元旦那から執拗なストーカー行為を受けている」と言う、かなり深刻な状況も綴られていました。

私の歳はと言えば「その方の年齢×2+α」と、相当に歳が離れたおっさんであることを申し述べておきます。

これから書くことが、ストーカー被害を受けているその人を励ましたり、事態の解決につながるかは甚だ疑問ですが、私的なブログと言うことでご容赦を。

ストーカー規制に関する法律があり、ストーカー被害を裏付ける、事実の積み重ねがあれば警察が相談に乗り、加害者に警告を発するなどの措置を講ずることが出来ます。
それによって抑止出来た一方で、前述の2つの事件などのように更に加害者がエスカレートして、殺人にまで至ったケースも後を絶ちません。

警察以外にも被害者が相談出来る窓口、あるいは対応する手段は一応はあるものの、被害者のみに「加害者から逃れる努力」を強いるだけでは、本質的な解決にはならないと思います。
また、加害者が被害者を殺傷に至った場合、刑に服した後にどんなに懺悔(ざんげ)しようとも、亡くなった人が甦ることはありません。
「男女の仲をあれこれ詮索するのは野暮」とばかりは言っていられません。

そんな考えの後にふと過ったのは、『ストーカーは「心の病」であり、加害者を治療しなければストーカー被害はなくせない』の観点に立つ必要があるのではないかと言うことです。

『NHK解説アーカイブス』の2014年4月18日付けの視点・論点「ストーカー 加害者治療に重点」(http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/185999.html)は、私のその考えを裏打ちする内容でした
「ストーカー病」なる語があることも判りました。ご参考までに。

「会えば一触即発」までに事態が悪化しているのであれば、仲介に入った人にまで危害が及ぶことになり、残念ながら私のような素人の出番ではありませんが、憎しみではなく相互理解が出来る一致点があるのなら、何か解決の糸口が見いだせるのではと思います。
素人考えですが、そうあって欲しいと願う次第です。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

by tane_mackey | 2014-07-12 02:42 | 時事・社会 | Comments(0)