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鉄道・路線バスネタや雑記、たまに社会・政治ネタを綴った、気ままなブログです


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関東バス ― 無期限休止路線を辿る

 免許維持路線 ― 当ブログで「レアバス路線」として取り上げた路線を例に出すと、西武バス・小手03系統(箱根ヶ崎駅→小手指駅南口 / 土曜片道1本)や神奈中バス・淵24系統(淵野辺駅北口〜登戸 / 土曜1往復)などのように、旅客サービス度外視で申し訳程度の運行を行っている路線が思い浮かびます。
  ※緑字の記述は2021年8月2日に修正。

 これらの路線は曲がりなりにも運行を行っていますが、中には全く運行が行われていない「免許維持路線」も存在します。今回取り上げる関東バス・花09系統鷹04系統がまさにそれに当たります。

 2016年7月23日、西武新宿線花小金井駅を起点に花09系統のルートを辿りましたが、先ずは花09系統の経歴を紹介させていただきます。

  2000年4月1日
   花09系統のルーツに当たる花10系統(花小金井駅南口〜多摩六都科学館)新設。 

  2006年9月30日
   花09系統(花小金井駅北口〜多摩六都科学館)を新設。
   花10系統は多摩六都科学館出発便1本のみに。

  2012年5月27日
   同日をもって花09花10の定期運行(土休日)を取り止め、指定日運行になる。

  2012年7月20日〜8月31日
   夏休み期間に合わせて季節運行

 そして2012年9月1日以降は、事実上の無期限休止状態となってしまいました。 


花小金井駅北口
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_21024460.jpg
 花09系統は、眼前の3番乗り場より発着していました。行灯型のポールは関東バスと立川バスの共用となっていますが、行き先表示は目隠しされ、「お願い」の経路の部分には黒いテープで「×」が付けられていました。
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_21080229.jpg



小平合同庁舎前
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_21475229.jpg
立川バスと都営バスはここを通過します。



青梅街道口
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_21522714.jpg
 関東バスは「青梅街道口」、西武バスは「青梅街道」、都営バスは「小平合同庁舎前」とそれぞれが異なる名称となっています。なお立川バスはここも通過します。


  小金井街道(西武バス「花小金井五丁目」)
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_22011030.jpg
 小金井街道に在るこのバス停は西武バスのもので、関東バスは通過します。関東バスの「花小金井五丁目」バス停は、奥の交差点を右折した東京街道に在ります。なおバス停名の◯丁目表示については、文中では漢数字に統一しています。


花小金井五丁目
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_22103958.jpg
多摩六都科学館方面乗り場


関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_22104943.jpg
「次は花小金井三丁目」と記されているのに注目。実は…


花小金井三丁目 ― バス停は在らず

 同バス停のポールは両方向とも撤去されており、どこに在ったのか判然としませんでした。『関東バス・アーカイブス「味わい」(http://ajiwai.web.fc2.com/)』様の路線解説の項に同バス停の画像が掲載されており、それを頼りに後日(8月3日)改めて足を運びました。
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_22453962.jpg
花小金井駅方面乗り場のバス停ポールが在ったのは電柱のすぐそばでした。


関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_22491360.jpg
 一方の多摩六都科学館行きのバス停のポールが在った場所は、「味わい」様の画像が撮影された当時とは様相が変わっていたため、「恐らくこの辺りであろう」場所を撮影しました。ですから、こちらについては間違っている可能性も考えられます。
 いずれにしても、バス停のポールが撤去された経緯や時期は判りません。


花小金井二丁目
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_23094372.jpg
花小金井駅方面乗り場


関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_23100427.jpg
多摩六都科学館方面乗り場


  多摩六都科学館南交差点
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_01444812.jpg


多摩六都科学館

 BN-5 多摩200 か 14-45 PA-ME17DF(三菱ふそう / MFBM) 2007年式
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_23142783.jpg
 2016年4月1日、はなバス・第4北ルート(田無駅〜田無総合福祉センター〜多摩六都科学館〜花小金井駅北口)の運行が開始され、ルートは若干異なるものの花09系統と競合することとなりました。これにより、花09系統の復活の可能性は限りなくゼロに近くなったと言って良いでしょう。


  時を遡り― 花09鷹04の並び       
   2012年5月27日

 〔左〕B1205 多摩200 か 12-70 ADG-RA273KAN(日産D / 西工) 2006年式
 〔右〕B1212 多摩200 か 13-15 PKG-RA274KAN(日産D / 西工) 2006年式
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_23481913.jpg
 花09系統の定期運行最終日となったこの日、バスの乗り歩きでたまたまここを訪れた際の一コマ。鷹04系統(三鷹駅〜田無橋場〜多摩六都科学館)も2013年11月24日を以って定期運行(休日運行。多摩六都科学館休館日は運休)を取り止め、同年12月22・23日の特別運行を最後に、事実上の無期限運行休止状態となってしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 時は下りー

   2021年8月1日
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_17520454.jpg
多摩六都科学館側に、こじんまりとした乗り場が設けられていました。


関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_17550382.jpg
 以前のバス乗り場は、多摩六都科学館から少し離れた場所に在ったと思われますが、景観が様変わりしていて特定には至りませんでした。


 ここから田無橋場までの鷹04系統のルートも辿ってみました。


北芝久保
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_00131424.jpg
多摩六都科学館方面乗り場
赤錆びただるまポールの時刻表は、運行当時のままとなっていました。


関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_00194694.jpg
田無橋場、三鷹駅方面乗り場
こちらは白百合型と呼ばれるタイプ。やはり時刻表は運行当時のままでした。


芝久保五丁目

 多分に遅きに失した感がありますが、この度撮影した画像を掲載します。

   2021年8月1日
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_15583073.jpg
田無橋場、三鷹駅方面乗り場


関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_15595394.jpg
多摩六都科学館方面乗り場
こちら側は赤錆びただるまポールとなっています。


関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_16091936.jpg
境11−1系統は20年以上前に廃止されています。


 鷹04の限定運用に就く、3扉車唯一の生き残り 
芝久保五丁目〜田無橋場
   2013年4月14日

 B3008 多摩22 か 46-77 U-UA440SHN(日産D / 富士重) 1995年式
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_00340673.jpg
八重桜の時期、田無自動車教習所裏の東京街道を往く。

 この当時でもB3008は都内の路線バス車両屈指の長寿でした。鷹04系統の休止以降は、吉50系統[吉祥寺駅〜成蹊学園]での限定運用となりました。

 2020年4月に車検を受けて以降、目立った動きはありませんが、現在も維持されているものと思われます。


田無橋場
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_00480506.jpg
赤錆びただるまポールの周りには、分別ゴミ用のプラスチック篭が。時刻表はありません。


 それから5年後の状態は―

   2021年8月1日
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_17074809.jpg
赤錆びただるまポールを覆っていた鬱蒼とした緑がなくなり、目立つようになりました。


関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_17155599.jpg

関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_17351001.jpg
時刻表が復活していました。

 わざわざ掲出したことで、運行を再開させたい意向があることは読み取れます。その一方で、他のバス停についてはほぼ放置状態なので、謎は残ります。


 B1151 多摩200 か 10-17 KL-UA452KAN改(日産D / 西工) 2005年式
関東バス ― 無期限休止路線を辿る_d0242629_00485114.jpg
青梅街道(手前)と東京街道とに挟まれた鷹03系統(三鷹駅〜田無橋場)の乗り場。
    

 鷹04系統
については復活の可能性は残されています。関東バスナビ(http://www2.kanto-bus.co.jp/blsys/navi)で時刻表検索すると、時刻表が表示されるのがその根拠ですが、実のところは微々たる可能性なのかも知れません。


〔2016年7月23日・8月3日 取材 / 8月27日 記 / 2021年8月2日 加筆・修正〕

by tane_mackey | 2016-08-27 02:15 | 路線バス | Comments(0)