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AzPainterのインストールにチャレンジ
WindowsのペイントやMacのSeaShoreのような、簡単な画像編集向きのLinux用アプリがないかリサーチしたところ、Pintaが真っ先にヒットしました。Ubuntuソフトウェアから簡単にインストール出来ることが判り、早速試してみました。
しかし、いざ使ってみると頻繁に「落ちて」使い物になりませんでした。よくよく調べてみると、2015年3月の『1.6』のリリース以後は開発停止となっており、『Voyager 19.10』には不適合だったと言う結論に至りました。
更にリサーチしたところ、AzPainterと言うアプリを見つけました。ただ、このアプリはUbuntuソフトウェアからはインストール出来ず、AzPainter Projectよりソースファイルをダウンロードし、端末にコマンドを打ち込んでコンパイルとインストールを行う必要があります。「敷居が高い」とも思いましたが、解説しているブログなどを参考に、インストールにチャレンジしました。なお、以降で紹介している手順などはあくまでも一例です。
(1)AzPainterのインストール
①AzPainter Projectのトップページにアクセスする。(→リンク)
②Languageのプルダウンメニューより「日本語」を選択する。
日本語表記となっており判り易い。
④ダウンロードファイル一覧ボタンをクリックする。
⑤ダウンロードしたいファイルを選択し、クリックする。
今回は最新版の「azpainter-2.1.5.tar.xz」を選択。
⑥通常は⑤を実行すると、すぐにダウンロードが開始される。
Google Chromeの場合(Firefoxでは未確認)
以上でソースファイルのダウンロードは終了です。以降は端末にコマンドを打ち込み、コンパイル並びにインストールを行って行く必要があります。
⑦ダウンロードディレクトリ内の「azpainter-2.1.5.tar.xz」を右クリックし、「ここで展開する(E)」を実行する。
⑧端末を開き、順次コマンドを打ち込んで行く。
$ cd ダウンロード
$ cd azpainter-2.1.5
$ sudo apt install gcc make libx11-dev libxext-dev libxi-dev libfreetype6-dev libfontconfig1-dev zlib1g-dev libjpeg-dev libpng-dev
※Ubuntu 16.10以降の場合。詳細は「azpainter-2.1.5」内の「README_jp」を参照のこと。
$ ./configure
$ make
$ sudo make install-strip
以上でエラーが起きなければ、AzPainterのインストールは成功です。
私の場合は、上から3番目のコマンドを打ち込む際に何度か入力ミスを犯しました。文字列を端末にコピー&ペーストすれば、いらぬ苦労をせずに済んだのですが、この時点では「Ctrl+Shift+V」で出来ることを知らなかったので仕方ありません。
(2)AzPainterを使ってみて
①AzPainterを起動させる。
パソコンを立ち上げてから最初の起動時は、なぜか赤枠で囲ったパネルのアイコン(描線)が無表示となっていますが、取り敢えず以下の操作により表示させることが出来ます。
⬇
赤枠で囲ったブラシパネル(上図では[default] [pen]に設定)で、一旦他のブラシ([paint] [eraser]など)を選択する。
⬇
赤枠で囲ったパネルにアイコンが表示されている。
上図では、ブラシパネルで再度[pen]を選択し直している。
因みに、本投稿の画像はこのAzPainterで加工し、Mirageと言うアプリでリサイズしたものです。更に本投稿の編集は、初めて『Voyager 19.10』をインストールしたMacBookにて行いました。ただ、Google Chromeではなぜか画像の読み込みが出来ず、Firefoxを使用することで何とか対処出来ました。
今後もLinuxに親しめるよう、触れながら勉強です。
〔2020年2月8日 記〕
by tane_mackey
| 2020-02-08 22:49
| Linux
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