2001F生誕40周年、そして現役最古参に…

 西武鉄道では、旧2000系の廃車が着々と進められていますが、1977年2月11日に竣工し、同年4月1日にデビューした2001Fはしぶとく生き残り、人間に例えれば「生誕40周年」となりました。
 当初は6両固定編成で、電気連結器は未装備でした。1983年に増結用の2両固定編成が登場し、既存の6両固定編成車にも電気連結器が装備されました。
更に8両固定編成化すべく、初代2031Fと2033F(ともに1979年製)が編成を解かれ、M車8両4ユニットは2300番代として2001F、2003F、2005F、2007Fの中間に組み込まれました。
  ☆モハ2131+モハ2132(初代)→ モハ2301+モハ2302
  ☆モハ2231+モハ2232(初代)→ モハ2303+モハ2304
  ☆モハ2133+モハ2134(初代)→ モハ2305+モハ2306
  ☆モハ2233+モハ2234(初代)→ モハ2307+モハ2308


 所 沢 駅 に 停 車 中 の 2 0 0 1 F                   
                                      2017年4月13日
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 旧2000系は、前面に車号が明記されてされていないこともあり、側面を見ないと編成の特定が難しいのですが、この2001Fについては容易にそれと判別出来ます。それは「3色LED表示器(種別・行き先)と、白地の運行表示窓(実際には使われていない)の組み合わせは2001Fだけ」だからです。今や、白地の運行表示窓のままでの残る唯一の編成となっています。

 余談になりますが、前段で触れた2003F〜2007Fも1977年製ですが、2005Fは今年の1月下旬に惜しくも除籍となってしまいました。一方、2007Fは「西武鉄道☓台湾鉄路管理局友好締結記念」のラッピングが施され、2001F、2003Fとともにまだまだ活躍する姿が見られそうです。


〔2017年4月13日 記〕


〔追補〕2017年4月30日
 2000系8両固定編成は、パンタグラフの削減化(6基→3基)並びに母線引き通し化が行われ、現在は新2000系の2編成(2063F・2095F)が未施工で残るのみになっています。初期に施工された編成においては、中間ユニットの奇数車(新:M3車、旧:M5車)のみ2位側のパンタグラフ取付座、点検台、屋根上配管が存置されました。旧2000系においては2005Fの除籍により、2001F(2301)のみがこの状態で残っています。

                       小平駅            2017年4月29日
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《追補その2》 2017年11月10日
 2001Fとともに「生誕40周年」となり現役を続行中の2003F(1977年3月31日竣工)と、2007F(1977年7月21日竣工)の画像を追加掲載します。合わせて前文の誤記などの訂正を行いました。


 2 0 0 3 F

                       田無駅       2017年11月4日(2枚とも)
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 2 0 0 7 F

 前文でも若干触れましたが、同編成は「西武鉄道☓台湾鉄路管理局友好締結記念」のラッピングが施され、2017年3月18日より運行を開始しています。

                       小平駅       2017年11月4日(2枚とも)
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 《 2 0 0 7 号 車 車 内 の ス テ ッ カ ー 》                  2017年11月4日
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 メインキャラクターは台湾で大人気の「LAIMO」。マレーバクがモチーフの「LAIMO」の生みの親は、台湾出身のイラストレーターのCherng(チェン)氏です。
 2007Fのラッピングは2019年12月末までの予定となっています。

by tane_mackey | 2017-04-13 23:46 | 鉄道 | Comments(0)

旧2000系6両固定編成を追う

 久しぶりの投稿です。今回は、徐々に数を減らしている西武鉄道の旧2000系を取り上げました。

 先ずは略歴から。1977年〜79年にかけて6両固定編成のみ17本が、今はなき所沢車両工場にて製造されました。全編成が新宿線のみに配属され、当初は電気連結器は未装備でした。1983年に増結用の2両編成が登場し、既存の6両編成にも電気連結器が装備されました。更に8両固定編成化するべく初代2031F2033Fが編成を解かれ、M車8両4ユニットは2300番代として2001F2003F2005F2007Fの中間に組み込まれ、余ったTc車は新造のMc車と編成を組み、2409F2411F2413F2415Fとなりました。
 1986年3月に発生した『田無事故』により、2017F2415Fが廃車となり、1987年に二代目2031F2033Fが、1988年に2417F2419Fがそれぞれ増備されました。これらの増備車については、通風器のグローブ型から押し込み型への変更、側面表示器を当初より装備、車掌側前面窓にもワイパー取り付けが外観上の大きな特徴でした。
 その後は車体更新や改修により全編成の先頭車へのスカートの取り付け、側面表示器の取り付け、シングルアームパンタグラフへの換装、電動ワイパー化、電子ホーンの取り付け等が行われました。更に前述の増備4編成については、バリアフリー化改修工事が施工されました。

 2014年度より2000系の廃車が開始され、これまでに旧2000系が7編成と新2000系2097Fが廃車となりました。(前述の事故廃車は除く)

 そんな折の2017年2月26日。気付けば残り6本となった、旧2000系6両固定編成の動向をリサーチしました。


 最初にキャッチしたのがこの編成でした。撮影地点はいずれも国分寺駅です。

  2027F
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この編成は、パンタグラフのかぎ外し装置が電磁式となっています。2031F2033Fも同様です。


 2番目にキャッチしたのはこの編成でした。

  2015F  

国分寺駅
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 残る6両固定編成中、唯一字幕式表示器を搭載しており、更に運行表示窓(実際には使用されていない)が登場時の白地のままとなっています。


東村山駅
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東村山駅を発ち、国分寺へと向かう。高架化工事は緒に就いたばかりの状況。


 3番目にキャッチしたのはこの編成です。

  2019F

小川駅
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右側の東村山行きが2019F、左の国分寺行きは2027Fです。


東村山駅
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 4番目にキャッチしたのはこの編成でした。

  2021F

拝島駅
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2222号車。同じ数字が綺麗に4つ並ぶのは、今やこの車両のみ。


西武新宿駅
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 5番目にキャッチしたのはこの編成でした。

  2031F

上石神井駅
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 既に述べましたが、この編成はバリアフリー化改修工事が行われ、その後フルカラーLED表示器への換装が行われました。押し込み型通風器装備車については、通風器の撤去が順次進められていますが、この編成は西武新宿方の2両(20312131)のみ通風器が存置されています

 この日運用に就いていたのは以上の5編成で、残る2033Fは上石神井車両基地の構内に留置されていました。

  上石神井車両基地に留置中の2033F
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この編成は、旧2000系で最初に通風器の全撤去が行われました。


 2日後の2月28日。運用に就いている2033Fをキャッチすることが出来ました。

  2033F
東村山駅
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 旧2000系は新宿線のみの配属であるからか、ややもすると地味な印象を持たれがちですが、西武鉄道初の量産型4扉車であり、西武鉄道初の電気指令ブレーキ制御方式並びに電力回生ブレーキを採用した車両であり西武鉄道初の電動式表示幕(当初は前面のみに搭載)を採用した車両でありと、実はエポックメーキングな車両です。その一方で、グローブ型通風器の採用には、戦後の復興期に大量に流れ込んだ「国電」の影響が見て取れます。

 旧2000系が直ちに消滅することはないにしても、確実に数を減らしていくことだけは間違いありません。


〔以上 2017年2月26・28日 取材 / 3月2日 記〕


《続報》2017年4月8日
 遅ればせながらの残念な報告です。既にご存知の方もおられることと思いますが、3月中に2016F2019Fが相次いで除籍となり、残る旧2000系の6両固定編成は4編成を残すのみとなりました。
その一方で、1977年4月1日にデビューした2001F2003Fが、改造を受けつつも未だ健在なのは、個人的には嬉しく思う次第です。

《続報その2》2019年3月21日
 暫く廃車計画がストップしていた感がありましたが、去る3月13日に2021Fが横瀬に回送され、事実上廃車となりました。残すは2027F2031F2033Fの3編成となりました。


 ☆予告なく更新並びに字句の訂正等を行うことがあります。ご了承願います。

by tane_mackey | 2017-03-02 01:00 | 鉄道 | Comments(0)

2017年1月〜旧2000系、池袋線を走る

現在、新宿線所属の2000系の10両編成(2413F+2055F)が池袋線に貸し出され、運用されています。

2017年1月18日。ひばりヶ丘駅でこの編成をキャッチしました。前日と同様に2101レ(急行 飯能行き)に就いており、所沢まで乗車しました(池袋7時27分発→ひばりヶ丘7時43分着・発→所沢7時51分着)

所沢駅では特急電車との接続のため4分の停車時間があり、この合間に撮影を行いました。


 所沢駅にて
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より広角のレンズがあればよかったのですが、手持ちのコンパクトデジカメではこれが精一杯でした。
旧2000系2413Fは池袋方に連結されていました。西武鉄道のファンの方はご存知でしょうが、池袋線の2両編成(2000系、30000系)は飯能方に連結されるのが決まりとなっており、池袋方に連結されることは通常ではまずあり得ません。


 所沢駅を発つ(後追い)
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説明がなく、以上の2枚の画像だけを見せられたら、恐らく固定編成に見えてしまうでしょう。この日の夜、再びひばりヶ丘駅で同じ編成に遭遇し、連結部をメインに撮影を行いました。前日と同様に2169レ(急行 飯能行き)に就いていました(池袋17時40分発→ひばりヶ丘17時57分着・発)。


 ひばりヶ丘駅にて
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前パン車の封じ込めは、池袋線においては通常では見られない極めて稀なケースです。
余談になりますが、旧2000系の2両編成9本(2415Fは事故により欠)のうち、2403Fと2413Fを除く編成の表示器(前面種別・行き先、側面とも)はフルカラーLED化されています。因みに2403Fは字幕式、2413Fは3色LEDとなっており、これにより編成を特定出来ます。

この編成がいつまで池袋線で運用されるかは判りかねます。運用についても、その都度変わる可能性があります。もし遭遇したら、映像として記録しておいてはいかがでしようか。


〔2017年1月18日 取材 / 1月19日 記〕

by tane_mackey | 2017-01-19 02:13 | 鉄道 | Comments(0)

レア電 ― 旧2000系 急行 西武球場前行き

2016年5月24日。仕事を終えての帰路、所沢駅で初めて急行 西武球場前行きの電車を目撃しました。


 所沢駅にて〜急行 西武球場前行き
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この電車は、西武球場(西武プリンスドーム)で平日ナイトゲームが開催時に、西武新宿(17時12分発)→ 所沢(17時49分着)→ (17時52分発)→ 西武球場前(18時02分着)の行路で運行されます。 
この日は、旧2000系のトップナンバー2001F とレア表示の組み合わせであり、ホームに居合わせた方がカメラのレンズを向けているのに触発され、私も持ち歩いていたデジカメで撮影した次第です。
またこの日は、新宿線内の踏切で自転車との接触事故があった影響でダイヤが乱れ、18時16分の時点でも足止めされていたため撮影出来たのです。

話は変わりますが、2001F が竣工したのは1977年のことで(中間の2301・2302は1979年)、今や西武鉄道の電車の最長寿となりました。
昨年度は、旧2000系の6両編成5本(09F・13F・23F・25F・29F)が廃車されました。今年度についても、検査期限が切れた編成より順次廃車されて行くものと思われます。
8両固定編成(01F・03F・05F・07F)は、使い勝手がよく重宝されていますが、終焉の時が近づいていることだけは紛れも無い事実です。


〔2016年5月27日 記〕

by tane_mackey | 2016-05-27 01:20 | 鉄道 | Comments(0)

旧2000系にも、フルカラーLED化の波が…

西武鉄道の車両において、前面並びに側面にフルカラーLED表示器を装備する車両を、かなり目にするようになりました。
30000系は新製時より標準装備となり、6000系は地上専用の01Fと02Fを除き、フルカラーLED表示器に換装されています。

新2000系においては2012年度より、3色LED表示器よりフルカラーLED表示器への換装が、徐々に進められていましたが、ここに来て旧2000系においても、フルカラーLED表示器に換装された編成が登場しました。

3色LED表示器の、とりわけ側面表示器に多く見られるのが

 LEDの劣化に伴う、ご覧のような表示ムラです。
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LEDの劣化の進行が思った以上に早く、不良部品の交換による延命を図りつつ、より信頼性の高いであろうフルカラーLED表示器への換装を進めたほうが得策、と言う考えに基づいているのでしょう。

2014年9月6日(土曜)、フルカラーLED表示器に換装された旧2000系を捉えました。


 表示器がフルカラーLED化された2401F     西武新宿駅
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〔 前 面 1 〕

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〔 前 面 2 〕

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〔 側 面 1 〕


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〔 側 面 2 〕

2401F以外にも2407F、2031F、2033Fが同様に換装されているのを目撃しています。


《追補》 2014年9月13日 8時34分
2033Fの画像を追加しました。

 表示器がフルカラーLED化された2033F    東村山駅   2014年9月12日
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by tane_mackey | 2014-09-07 17:50 | 鉄道 | Comments(0)

2013年夏 — 池袋線に旧2000系走る

昨日(7月31日 / 水曜) — いつものように、朝の通勤時間帯に東久留米駅で電車を待っていると、何と旧2000系(2417F)を先頭にした「準急・飯能」行きがやって来ました。

全く予期していなかったため、取り敢えず飯能方に移動しつつ乗り込みました。
次の清瀬駅で一旦降りて、更に飯能方に移動して再び乗り込みました。
その際に、苦し紛れに撮影したのがこのシーンです。


東急5000系を垣間見る
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2089号車の乗務員室背面の、仕切りガラス越しに撮影しました。
その前方に、旧2000系(2417F)が連結されているのがお判りいただけるでしょうか?

秋津駅で2417Fに乗り移り、車内を歩いて先頭車に移動しました。


秋津〜所沢間を行く
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  4115レ 準急 飯能行き
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所沢駅にて
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昨年も、新宿線より旧2000系(2417F・2419F)を借用しての運用が行われました。
当ブログで取り上げるのは昨年の6月以来のことで、目撃するのも1年ぶりのこととなりました。

by tane_mackey | 2013-08-01 00:50 | 鉄道 | Comments(0)

続・西武池袋線に旧2000系走る

4月15日付の当ブログで、西武池袋線での旧2000系目撃談を書きましたが、今回改めて旧2000系目撃談を書かせて頂きます。
なお、撮影は昨日(6月2日)のものです。

旧2000系2両編成のやり取りが時折行われていることもあってか、以前よりも池袋線で目撃する機会が増えているように思えます。
とは言え、池袋線においては異端車的存在であることに変わりがないのも事実です。


  ひばりヶ丘駅を発つ2417F ほか

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今週初めより、2419Fに代わってこの2417Fが入線しており、この日は2069Fと編成を組んでいました。
このシーンを撮ったのは昼時のことで、所用で外出した際の偶然の出会いでした。(準急・西武球場前行き=4355列車、ひばりヶ丘駅12時26分発であることを後刻確認…とか言っても表示が全く読めません(;_;)。)
2417Fと2419Fは、ともに新2000系がデビューした1988年に増備された編成で、旧2000系としては車齢が若いこともあり、後年バリアフリー化工事が施工されました。
蛇足ですが、これとは別にシングルアームパンタ化は旧2000系全てに及んでおり、新2000系の多くが菱形パンタグラフであるのとは対照的です。


  夜の石神井公園駅駅にて。

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時は下り、石神井公園駅20時14分発の準急・所沢行き(4311列車)に就く2417F+2069Fの編成です。
実は、これに先行する池袋19時50分発の急行・飯能行き(2169列車)に乗っていたのですが、のんびりと窓の外を眺めていると、すれ違った車両の窓割りに「もしや」と思い、石神井公園駅で途中下車して待ち構えていたのでした。
案の定読みは当たり、こうして撮影することが出来ました。

※列車種別は、いずれも出発時に設定されたもの(実表示)です。

by tane_mackey | 2012-06-03 14:27 | 鉄道 | Comments(0)

西武池袋線に旧2000系走る

本日(4月15日)、秋津駅15時00分発準急池袋行き(10両)に乗ろうとしたところ、飯能方に連結されていた2419Fに気付きました。
西武旧2000系は、全編成が新宿線に配属されており、今まで池袋線に所属替えになったことはありません。
今回は、2000系2両編成が運用上必要となったため、2419Fを新宿線より借り受けたようです。
ちなみに、新宿線には2000系2両編成が10本あり、2451Fを除く9本が旧2000系となっています。(2415Fは事故により廃車となっています。)

ひばりが丘駅で下車し、後追いでカメラに収めました。

ひばりヶ丘駅を発つ準急池袋行き。
 旧2000系が「池袋」を表示しているのは、何となく違和感があります。
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ひばりヶ丘で小用を済ませた後、折り返して来るのを撮ろうと思い立ち、急遽(きゅうきょ)上り電車に飛び乗りました。
石神井公園駅で下車し、上りホームを移動していると「急行飯能行き」が到着する旨のアナウンスが耳に入りました。

ホームの下り方ギリギリまで移動し、何とか編成全体をカメラに収めました。

石神井公園駅に停車中の急行飯能行き。
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日常の中の非日常のシーンと言ったら大袈裟(おおげさ)でしょうか?。

by tane_mackey | 2012-04-15 19:32 | 鉄道 | Comments(0)