西武鉄道の踏切〜「所沢」編

 今回は、西武鉄道の踏切に因んだ投稿です。

 西武鉄道の踏切は、現在は全て「第1種甲」の自動踏切となっており、その全てに名称が付けられています。原則的には「◯◯駅の下り方先端より次駅に向かって◯◯1号、◯◯2号、…と名称が付されています。例えばひばりヶ丘駅が起点の場合は、次駅(東久留米駅)に向かってひばりヶ丘1号、ひばりヶ丘2号、…となります。
 一見合理的に思えますが、複数の路線が乗り入れている場合や支線が分岐している場合は、同名の踏切が複数となるケースや、「なぜ?」と思うややこしいケースが存在してます。
 JRや他社線の踏切においては、目につくところに「△△踏切」の表記がされていることがありますが、西武鉄道においては「興味や関心のない人には気付かれにくい」表記となっています。

 今回取り上げるのは、池袋線と新宿線の2つの本線のジャンクションとなっている所沢(駅)です。駅の直前には都合3つの踏切が在ります。以降では便宜上、池袋線の踏切には[池]を、新宿線の踏切には[新]を冠することとします。
 
 先ずは駅の南方より。果たしてこの踏切は?
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 池袋線の上り電車がやって来ました。原則に従えば、この踏切が[池]所沢1号となり得るのですが、実はそうではありません。


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 新宿線の東村山(駅)方向に目をやると、前方の点線で囲った信号機(踏切動作反応灯と言います)に「7」が記されており、◯◯7号踏切であることを示しています。ここで「判った」と言う人も、謎解きにしばしのお付き合いを。


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 踏切の西側(新宿線側)より望む。横断距離が長く、渡り切れない事態もありえます。そのためか、右側の小屋には踏切監視人が配置されています。


 この踏切は
  [新]東村山7号踏切となります。
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 踏切警標の裏側(線路側)に「村7」と標記されており、これは「東村山7号」を表しています。興味や関心がないと見過ごしてしまうでしょう。ではなぜ[新]東村山7号の名称となったのでしょう。旧・川越鉄道の国分寺〜川越間の開通は、西武鉄道では最も古く(1895年3月開通)、旧・武蔵野鉄道の池袋〜飯能間が開通したのは、約20年後の1915年4月のことで、路線の歴史に基づいたのは明白です。


 今度は駅の北方より。

 [新]東村山7号踏切については、いささか勿体ぶった紹介となったので、以降ではややあっさり目に紹介させていただきます。

 こちらが
  [新]所沢1号踏切です。
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新宿線の上り電車がやって来ました。

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手前が[新]所沢1号踏切、奥に在るのは[池]秋津5号踏切です。
 

 このカーブの先に在るのが
  [池]秋津5号踏切です。
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[池]秋津5号踏切上より奥の[新]所沢1号踏切を望む。


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 [池]秋津5号踏切で用いられている全方位形踏切警報灯。灯具が円筒形の物は急速に増えていますが、球形の物は今のところ、ここでしか目にしていません。


 以降では、初めに池袋線の所沢△号踏切を紹介させていただきます。

 西所沢駅に向かって次の踏切は
  [池]所沢3号踏切です。
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 [池]所沢3号踏切より所沢駅方向を望む。ここからは徐々に上り勾配となっており、[池]所沢2号踏切が在った可能性は見いだせんでした。
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  [池]所沢4号7号踏切
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  [池]所沢10号踏切
 
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西所沢駅直近の踏切です。なお5の各号の踏切は、統廃合により現存しません。


 次いで新宿線の所沢△号踏切を紹介させていただきます。
 
  [新]所沢2号踏切
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《この画像は、帰途につく際に撮影しました。》
雨が降ってきたため、上り電車からの前面展望のみとなりました。
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  [新]所沢3号踏切
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 所沢3号踏切は、池袋線と新宿線の双方に存在します。この踏切は航空公園駅〜新所沢駅間に在り、かつ同区間唯一の踏切です。原則に従えば航空公園1号となって然るべきなのですが、そうはなっていません。その謎解きは後ほど。

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《この画像は、帰途につく際に撮影しました。》
上り電車からの前面展望はご覧の通り。奥に見える橋上駅が航空公園駅です。
 
 この踏切が航空公園1号とならなかった理由は?

 航空公園駅は、西武鉄道の駅では2番目に若い駅で(1987年5月28日開業)、[新]所沢3号踏切は同駅が造られる以前より存在してました。それもあってか、同駅の開業に際しても、改名は敢えて行わなかったと推察出来ます(関係者が判っていれば、特段の問題はないですし…)。
 
 取り敢えず、今回は「西武鉄道の踏切 その1」とさせていただきます。少しでも興味を持っていただけたら何よりです。


〔2019年4月24日 取材 / 4月30日 記〕 

by tane_mackey | 2019-04-30 11:57 | 鉄道 | Comments(0)

西武9000系、今年度より廃車が…

 この中吊り広告を見て、「今年度より9000系の廃車が開始される」ことを知った方もおられることでしょう。
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お見苦しい点は何卒ご容赦を…

 『西武トレインフェスティバル2017 in 横瀬』の告知広告で、左側の上から3つ目に『「9000系」廃車車両側面への寄せ書きコーナー』と記されています。10月11日付けの『ニュースリリース』上においてもその旨の告知が行われています(→リンク)が、廃車となる編成については明示されていません。

 さて、西武9000系とはどのような車両なのでしょうか?。以下にその略歴を記します。

 西武9000系は1993年の9101Fより1999年の9108Fまで、10両編成8本が今はなき所沢車輌工場にて製造されました。9108Fは所沢車輌工場最後の新製車となり、これを以て西武鉄道による車両製造の歴史に終止符が打たれました。
 車体は新2000系とほぼ同等で、室内は当時の6000系に準じ(※)、側出入口上部には案内表示器が設けられました(※現在は、新宿線所属の6101F、6102Fが当時の仕様のままとなっています)。
 一方、主制御器(MMC-HTB-20E。ただし抑速制動は使用せず)、主電動機(150Kw直流電動機)、台車(FS372、FS072)、ブレーキ関連機器(HSC-D)は101系由来のもので、西武流の機器の使い回しの極意が発揮された車両です。
 2003年より2007年にかけて、全編成がVVVF制御方式に改造されました。初期の2本(9106F9107F)は武蔵丘検修場の手で行われ、残りは外注(東急車輛製造横浜製作所)により行われました。
 前面貫通扉にはヘッドマーク(エコマークステッカー)が貼られ、これにより新2000系との識別が容易となっていましたが、近年の定期入場の際に通風器の撤去が行われ、エコマークステッカーは剥がされて出場しています。

 以降では、9000系全編成の画像を紹介致します。駅でお手軽に撮影したものがメインであり、面白みに欠けるかも知れません。更に、別途投稿した画像の使い回しもあります。


 9 1 0 1 F
 2016年6月4日から9月29日までの間、目にも鮮やかなピンクの塗色に変更の上ラッピングを施した『KPP TRAIN』として運行されました。これは歌手、ファッションモデルとして活躍しているきゃりーぱみゅぱみゅが、西東京市(旧 田無市)出身であることからコラボレーションが実現したものです。

                         所沢駅          2016年8月15日
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同年7月29日より9月29日の最終日まで、きゃりー縁の新宿線で運行されました。


                         所沢駅          2017年9月13日
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ピンク一色で平日朝の快速急行に就く9101F


                       ひばりヶ丘駅         2018年3月21日
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《画像(↑)並びにコメント追加》 2018年3月21日
 季節外れの雪が舞うひばりヶ丘駅を後にする9101F。2017年度中の廃車が濃厚とされており、同編成にとってはこれが現役最後の雪となるだろう。

《悲報》 2018年3月31日
 3月27日、同編成が横瀬に廃車回送されました(YouTubeに動画がアップされていました)。

《画像並びにコメント追加》 2018年8月18日
 本日現在、解体されることなく横瀬車両基地構内に存置されているのを車窓より捉えました。
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デジカメの動画モードで撮影し、スナップショットしました。画質は悪いですが何卒ご容赦を。


 9 1 0 2 F
 今年の夏にエコマークステッカーが剥がされました。標準色で通風器が未撤去なのはこの編成のみとなりました。

                         所沢駅          2017年9月6日
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 9 1 0 3 F
 2014年7月19日、装いも新たに『RED LUCKY TRAIN』としてデビューし、当日は西武球場前駅構内でお披露目展示が行われました。同年5月1日に京急電鉄の1057Fが『YELLOW HAPPY TRAIN』としてデビューしましたが、黄色の車体色に銀色の側出入口扉が『西武の電車』に似ていることから、2ヶ月余りの時を経てコラボレーションが実現しました。(因みに現在の1057Fは、側出入口扉が車体色と同じ黄色となっています。)
 今や、通風器とエコマークステッカーがともに残るのは同編成のみとなりました。


                         西武球場前駅       2014年7月19日
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標準色の9105Fと並べてお披露目が行われました。


                       飯能駅〜元加治駅       2017年9月24日
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彼岸花との紅のコラボレーションが実現。


                       ひばりヶ丘駅         2017年12月23日
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《 画像(↑)並びにコメント追加》 2017年12月24日
 今月、武蔵丘検修場での定期検査を終えて出場しました。他の編成と同様に、前面貫通扉のエコマークステッカーは剥がされましたが、屋根上通風器の撤去は行われませんでした。


 9 1 0 4 F
     
                         所沢駅          2017年9月8日
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 9 1 0 5 F

                         所沢駅          2017年9月10日
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《画像並びにコメント追加》 2018年8月18日
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9000系において、7人掛けの座席にスタンションポールが増設されたのはこの編成のみ。



 9 1 0 6 F

                       ひばりヶ丘駅         2017年9月29日
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朝のラッシュ時間帯。地上線運用(通勤準急)に就く40102Fと並ぶ。

《悲報》 2017年11月6日
 「9106F、10月30日に横瀬に廃車回送」の報がもたらされました。VVVF化改造第1号だったこの編成が、9000系の廃車第1号となりました。


《画像追加》 2017年11月11日
 この日横瀬車両基地で開催された『西武トレインフェスティバル2017 in 横瀬』に足を運びました。絶好の行楽日和となり、訪れた多くの人たちが9106Fとの別れを惜しんでいました。
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保存車両の初代『銀河鉄道999』と並ぶ。

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車体には思い思いの寄せ書きが…


 9 1 0 7 F

                        所沢駅         2012年3月26日
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京急電鉄のラッピング広告が施されていた頃。戸袋窓に注目。


                       ひばりヶ丘駅         2017年9月16日
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ひばりヶ丘駅を発つ9107F。4線全てに在線するシーンが拝めるのはタイミング次第。

《悲報》 2018年3月16日
 昨日、同編成が横瀬に回送されました(YouTubeに動画がアップされていました)。これにより、事実上本日付で正式廃車となりました。


 9 1 0 8 F
 2代目『L-train』として2016年1月17日に運行を開始しました。運行期間は3年間の予定となっています。

                         所沢駅          2017年9月15日
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〔画像追加〕 2018年3月31日
                         練馬駅          2018年3月24日
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3代目『L-train』となった20104Fとの並びが実現。


 1977年生まれの旧2000系(01F、03F、07F)が未だ健在の中、それよりもかなり車齢の若い9000系の廃車が開始されるのは、正直意外な感がしますが、そう思うのは私だけではないでしょう。考えられることとして、VVVF化により主制御器並びに主電動機は一新されたものの、台車並びにブレーキ機器は101系由来のものが引き継がれていることが挙げられます(ブレーキ制御装置は回生ブレーキに対応すべくHSC-Rに改造)。さりとて台車並びにブレーキ機器を更新して延命を図るとしても、VVVF化と同時に行っていたのならいざ知らず、今となっては余り現実的とは思えません。

 無理して「やや特殊な車両」の延命を図るよりは、新造による世代交代を進めるほうが得策と言うことなのでしょう。


〔2017年10月29日 初記 / 以降随時更新〕

by tane_mackey | 2017-10-29 00:11 | 鉄道 | Comments(0)

絶滅危惧種!HB2000型コンプレッサー

旧2000系より導入が開始され、その後に新造されたN101系(2両固定を除く)・301系、3000系でも全面的に採用され、更には701系冷房改造車や一部の新2000系(2531F〜2545F、2063F)にも搭載されたHB2000型コンプレッサー。しかし、その後の車両の世代交代や機器の更新、車両の改造などにより数を減らして行き、今や稼働しているのは旧2000系8両固定編成(2001F、2003F、2008F)の計6台のみとなりました。

      2104                 所沢駅         2017年6月8日
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「ズドドドド…」のダイナミックな重低音を耳にすると、消滅して久しいAK-3型コンプレッサーの音は何とものどかに思え、風情さえ感じたものです。そのHB2000型コンプレッサーも、今や絶滅危惧種的な存在になってしまいました。
HB2000型コンプレッサーを搭載する3編成(前述)は、いずれも当面は安泰のようです。「音を残しておきたい」とお思いの方は、遭遇した際に行っておいてはいかがでしょうか。


〔2017年6月10日 投稿〕

by tane_mackey | 2017-06-10 00:52 | 鉄道 | Comments(0)

旧2000系6両固定編成を追う

 久しぶりの投稿です。今回は、徐々に数を減らしている西武鉄道の旧2000系を取り上げました。

 先ずは略歴から。1977年〜79年にかけて6両固定編成のみ17本が、今はなき所沢車両工場にて製造されました。全編成が新宿線のみに配属され、当初は電気連結器は未装備でした。1983年に増結用の2両編成が登場し、既存の6両編成にも電気連結器が装備されました。更に8両固定編成化するべく初代2031F2033Fが編成を解かれ、M車8両4ユニットは2300番代として2001F2003F2005F2007Fの中間に組み込まれ、余ったTc車は新造のMc車と編成を組み、2409F2411F2413F2415Fとなりました。
 1986年3月に発生した『田無事故』により、2017F2415Fが廃車となり、1987年に二代目2031F2033Fが、1988年に2417F2419Fがそれぞれ増備されました。これらの増備車については、通風器のグローブ型から押し込み型への変更、側面表示器を当初より装備、車掌側前面窓にもワイパー取り付けが外観上の大きな特徴でした。
 その後は車体更新や改修により全編成の先頭車へのスカートの取り付け、側面表示器の取り付け、シングルアームパンタグラフへの換装、電動ワイパー化、電子ホーンの取り付け等が行われました。更に前述の増備4編成については、バリアフリー化改修工事が施工されました。

 2014年度より2000系の廃車が開始され、これまでに旧2000系が7編成と新2000系2097Fが廃車となりました。(前述の事故廃車は除く)

 そんな折の2017年2月26日。気付けば残り6本となった、旧2000系6両固定編成の動向をリサーチしました。


 最初にキャッチしたのがこの編成でした。撮影地点はいずれも国分寺駅です。

  2027F
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この編成は、パンタグラフのかぎ外し装置が電磁式となっています。2031F2033Fも同様です。


 2番目にキャッチしたのはこの編成でした。

  2015F  

国分寺駅
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 残る6両固定編成中、唯一字幕式表示器を搭載しており、更に運行表示窓(実際には使用されていない)が登場時の白地のままとなっています。


東村山駅
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東村山駅を発ち、国分寺へと向かう。高架化工事は緒に就いたばかりの状況。


 3番目にキャッチしたのはこの編成です。

  2019F

小川駅
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右側の東村山行きが2019F、左の国分寺行きは2027Fです。


東村山駅
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 4番目にキャッチしたのはこの編成でした。

  2021F

拝島駅
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2222号車。同じ数字が綺麗に4つ並ぶのは、今やこの車両のみ。


西武新宿駅
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 5番目にキャッチしたのはこの編成でした。

  2031F

上石神井駅
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 既に述べましたが、この編成はバリアフリー化改修工事が行われ、その後フルカラーLED表示器への換装が行われました。押し込み型通風器装備車については、通風器の撤去が順次進められていますが、この編成は西武新宿方の2両(20312131)のみ通風器が存置されています

 この日運用に就いていたのは以上の5編成で、残る2033Fは上石神井車両基地の構内に留置されていました。

  上石神井車両基地に留置中の2033F
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この編成は、旧2000系で最初に通風器の全撤去が行われました。


 2日後の2月28日。運用に就いている2033Fをキャッチすることが出来ました。

  2033F
東村山駅
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 旧2000系は新宿線のみの配属であるからか、ややもすると地味な印象を持たれがちですが、西武鉄道初の量産型4扉車であり、西武鉄道初の電気指令ブレーキ制御方式並びに電力回生ブレーキを採用した車両であり西武鉄道初の電動式表示幕(当初は前面のみに搭載)を採用した車両でありと、実はエポックメーキングな車両です。その一方で、グローブ型通風器の採用には、戦後の復興期に大量に流れ込んだ「国電」の影響が見て取れます。

 旧2000系が直ちに消滅することはないにしても、確実に数を減らしていくことだけは間違いありません。


〔以上 2017年2月26・28日 取材 / 3月2日 記〕


《続報》2017年4月8日
 遅ればせながらの残念な報告です。既にご存知の方もおられることと思いますが、3月中に2016F2019Fが相次いで除籍となり、残る旧2000系の6両固定編成は4編成を残すのみとなりました。
その一方で、1977年4月1日にデビューした2001F2003Fが、改造を受けつつも未だ健在なのは、個人的には嬉しく思う次第です。

《続報その2》2019年3月21日
 暫く廃車計画がストップしていた感がありましたが、去る3月13日に2021Fが横瀬に回送され、事実上廃車となりました。残すは2027F2031F2033Fの3編成となりました。


 ☆予告なく更新並びに字句の訂正等を行うことがあります。ご了承願います。

by tane_mackey | 2017-03-02 01:00 | 鉄道 | Comments(0)

芝桜臨電2015

4月中旬から5月上旬にかけて、秩父の羊山公園は芝桜で彩られ、大勢の見物客で賑わいます。
ゴールデンウィークを中心に、西武鉄道では電車の臨時増発、運転区間延長、臨時停車が実施されます。

2015年4月26日(日曜)、そのような光景を撮影すべく出かけました。


 秋津駅改札口にて
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今年も、快速急行並びに急行電車の臨時停車が実施され、改札口に隣接する駅務室のガラス窓には、目立つように時刻表が貼り出されていました。


 秋津駅に臨時停車する「快速急行 長瀞・三峰口」行き
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因みに編成は4019F (所沢・飯能方)+4021F(池袋方)でした。


 所沢駅にて ― 西武新宿発「快速急行 西武秩父」行き
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渡り線を通り、所沢駅4番線へと入線する臨時増発の「快速急行 西武秩父」行き。

臨時増発は、池袋線並びに秩父線が主体ですが、数は少ないながらも、新宿線からも臨時電車が運行されます。
やって来たのは、38102Fによる臨時増発の「快速急行 西武秩父」行きです。
この電車は、西武新宿〜所沢間は急行として運行されるのですが、既に快速急行に設定されており、撮影する上ではラッキーでした。

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前照灯点灯。この電車に乗って飯能へと向かう。


 団子運転…
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先行の特急が、飯能駅手前で信号抑止。後続のこの電車も、あおりを受けてしばし停車。


 飯能駅にて
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ここで2度めのスイッチバックを行い、西武秩父を目指す。

「この電車に乗って芝桜見物」とすべきなのでしょうが、「黄色い6000系(6057F)をキャッチする」と言うもう一つの目的があったため、ここでこの38102Fを見送りました。

黄色い6000系(6057F)をキャッチする」と言う、もう一つの目的は無事達成出来、西武秩父から折り返して来る38102Fをキャッチすべく、小手指駅で待機しました。
実のところ、所沢駅で待つことも考えましたが、確実に「快速急行 西武新宿」のレア表示を押さえられる小手指駅を選択しました。


 この時期ならではの案内表示
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 今や新宿線内では見られない「快速急行 西武新宿」表示
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快速急行として運行されるのは、西武秩父〜所沢間。新宿線内は、往路と同様急行

新宿線の快速急行は、かつて平日の朝(下りのみ)と日中の時間帯に、西武新宿〜本川越間に運行されていましたが、2012年6月30日付のダイヤ改正により廃止されました。


 所沢駅2番線に到着
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「せめてゴールデンウィークの時期だけでも、新宿線に(臨時の)快速急行を運行しては…」と思うのは、1鉄道ファンの勝手な願望なのでしょうか?

最後に、文中で触れた黄色い6000系(6157F)については、別途投稿する意向です。


〔2015年5月2日 記〕


〔追補〕2015年5月6日 17時27分

 ☆画像を追加しました。

  秋津駅に臨時停車する「急行 池袋」行き    2015年5月6日
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編成は2501F(所沢・飯能方)+2503F(池袋方)。

by tane_mackey | 2015-05-02 19:32 | 鉄道 | Comments(0)

『弱虫ペダル』記念乗車券発売

皆様いかにお過ごしですか?
季節が春へと移ろう中で、毎年のように悩まされるのが花粉症です。
2月下旬〜3月初旬の間は、ひどい鼻炎と喉の痛みに悩まされ、更に微熱と倦怠感が伴い、最悪と言えるコンディションでした。
かかりつけの医院で勧められた薬のお陰で、ここ最近はかなり落ち着いてきました。

前置きはこのくらいにして、久方ぶりのブログ更新と参りましょう。

今回は軽いネタ ― 困った時(?)の交通広告(中吊り)ネタです。

西武線をご利用の方は、既に目にされたことでしょう。


 『弱虫ペダル』とのコラボレーション企画
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真っ先に目に入るのが『弱虫ペダル GRANDE ROAD 記念乗車券 西武鉄道 Ver. 』の見出し。
2015年3月21日(土・祝)の5時より、池袋・西武新宿・所沢の各駅で限定5000セットが販売されます。
更に池袋駅の特別ブースでは、伊豆箱根鉄道 Ver. の記念乗車券の先行販売も合わせて行われます。
興味のある方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

西武デパートでは同日より30日まで、別館の西武ギャラリーにおいて『弱虫ペダル原画展』が開催されますので、そちらの方にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

こうして宣伝しておいて何なのですが、実は私自信は『弱虫ペダル』についてはほとんど知りませんでした。
ですので、通り一遍ですがリサーチしてみました。

『弱虫ペダル』は渡辺航原作のコミックで、自転車競技(ロードレース)に懸ける高校生たちの熱き闘いとドラマを描いたもので、『週刊 少年チャンピオン(秋田書店)』で連載中です。
更にテレビ東京系列では、アニメ放送が行われています。

そもそも私がこの中吊り広告をネタにしたのは、ここに描かれている駅が私にとって馴染みであったからにほかなりません。
西武鉄道鉄道ファンの方は、一目見て「◯◯◯◯駅」だと判るでしょう。

その答えは「西武秩父駅」です。

左(1番線)側には、レッドアロークラシック(10105F)が描かれています。
そして『弱虫ペダル』のキャラクターの面々が居るホームの2番線側には、「快速急行 西武秩父」を表示する新2000系(到着便)が描かれています。

では、このようなシーンが現行ダイヤで再現出来るのかと言えば、その答えは「否」です。
土・休日に運行されていた池袋発「快速急行 西武秩父」行きは、2013年3月16日付けのダイヤ改正により廃止され、今や過去(架空)のシーンとなりました。
因みに西武秩父発「快速急行 池袋」行きは、現在も土・休日に運行されています。(西武秩父16時28分発)

最後に、描かれているキャラクターを紹介して結びとします。
 〔より〕← 訂正しました。
   ☆真波 山岳(箱根学園)
   ☆小野田 坂道(総北高校)― 主人公
   ☆東堂 尽八(箱根学園)
   ☆巻島 裕介(総北高校)
   ☆今泉 俊輔(総北高校)
   ☆鳴子 章吉(総北高校)


〔2015年3月15日 記〕

〔追補〕2015年3月15日 21時23分
 字句の訂正並びに加筆、修正を行いました。

by tane_mackey | 2015-03-15 12:41 | 鉄道 | Comments(0)

いざ、鎌倉&江ノ島!!

 ひばりヶ丘駅の構内に掲出されていたポスターです。
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日常的に当駅を利用されている方は、既にご存知のことでしょう。
相互直通ルート(西武池袋線 — 東京メトロ副都心線 — 東急東横線 — みなとみらい線)の利用者への訴求効果を狙った、江ノ電の駅張りポスターです。

西武鉄道では、従来より『江ノ島・鎌倉フリーパス』を発売して、江ノ電とのタイアップを図っており、西武線各駅(一部の駅を除く)— 西武新宿駅経由 — 小田急線を利用のルートとなっています。(詳細はこちら

実のところ、西武線沿線の人たちが鎌倉や江ノ島を訪れる場合、JR東海道線・横須賀線利用の方が便利で、かつ利用者も多かったのではないでしょうか。(湘南新宿ラインの存在が大きい)

西武線沿線の人たちに、是非相互直通ルートを利用して、鎌倉や江ノ島まで足を伸ばして欲しい — そのような願いがこのポスターには込められています。

しばし余談です。

このポスターの左上と右下のキャラクターは『えのん』と名付けられています。
江ノ島の「江」の字と電車とを組み合わせたもので、ゆるキャラにもなっています。

 えのん(ゆるキャラ ver.)
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かつては足繁く「江ノ電詣で」をした時期もありましたが、ここ5、6年はとんとご無沙汰となっていました。

2015年の元日未明に、飯能〜元町・中華街間に臨時の直通電車が、上下各1本運行されます。
天気が良ければ、この臨時電車を利用して江ノ島へと赴き、初日の出を拝みたいと思う次第です。

この後は、久しぶりの江ノ電ミニトリップを堪能出来ればと思っています。

〔2014年12月23日 記〕

by tane_mackey | 2014-12-23 15:38 | 鉄道 | Comments(0)

アニバーサリートレイン

2014年11月1日・2日の両日、『Kawagoe REMIX & 川越鉄道開業120周年』と銘打って、国分寺線・国分寺→東村山→所沢→本川越のルートで、4000系を使用して臨時電車が運行されました。

因みに、現在の国分寺線に相当する国分寺〜久米川(仮)間が開業したのが、1894年12月21日のことです。
翌年3月21日に、国分寺〜川越間(旧・川越鉄道)が全線開通しました。
これに伴い、久米川(仮)駅は廃止されましたが、同年8月6日に久米川(仮)駅を移設する形で、東村山駅が開業しました。

以降で紹介する画像は、11月2日(日曜)に取材並びに乗車した際に撮影したものです。

当然ながら、スタート地点は国分寺駅です。


 駅貼りの告知ポスター
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 レイルくん&スマイルちゃんと「ハイ、ポーズ」
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西武鉄道のマスコットキャラクター。(左がスマイルちゃん、右がレイルくん)


お目当ての臨時電車が到着するまでの間、事のついでにと撮影しました。

 3007F 西武園行き
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新宿線に残る唯一の3000系。地味な存在だった3000系ですが、消え去るとなれば俄然注目の的です。


 2027F 西武園行き
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 主役入線!
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前照灯を煌々と輝かせ、この日の主役4021Fが静々と入線。


 伊勢型紙による飾り付け
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この飾り付けは、最後尾となる4021号車のみに施されていました。

伊勢型紙は、着物などの生地を一定の柄や紋様に染色する際に用いられ、柿渋で張り合わせた美濃和紙を台紙に、彫刻刀で図柄を彫って作られます。図柄の芸術性も高く評価されており、重要無形文化財に指定されています。
ここでは単色のステンドグラス風に用いています。


 テーブル上の置物
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光の演出用として、異なるデザインの置物が置かれていました。

この画像では判然としませんが、円筒形の部分に小さな明かりが灯るようになっていました。


 武蔵野音大生によるバイオリン二重奏
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4021号車の立ち席スペースでは、武蔵野音楽大学の学生によるバイオリン二重奏や合唱(アカペラ、バイオリン演奏とのコラボ)が、本川越駅に到着するまで行われました。


 所沢駅にて
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途中停車駅は、東村山と所沢の2駅のみでした。


 終点 本川越駅にて
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「池袋」が表示されたタイミングで撮影。

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《訂正》 2014年11月9日  18時12分
 誤記を訂正しました。

by tane_mackey | 2014-11-09 13:13 | 鉄道 | Comments(0)

暖房が…

前回に続き、今回も小ネタです。

2014年10月22日(水曜)、この日は朝からどんよりとした空模様。
東京・多摩地域は、午後からは本格的な雨模様になりました。
それと相まって、気温は朝から時間を追う毎にジリジリと下がり、冬を思わせる寒さに…。

一昨日(10月20日)の日中は陽射しが眩しく、半袖の服装で出歩く人も結構目に付き、電車やバスは軒並み冷房を使用していましたが、今日の夕方の帰宅時に乗った電車では、何と暖房を使用していました。

 9000系の車内にて
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それにしても、寒暖の差が大きい季節柄とは言え、これだけガラッと様相が変わってしまうと、適応させるのはなかなか容易ではないと思います。

明日(10月23日)も、今日と同様のぐずついた空模様で、気温も朝からほとんど上がらず寒いとの予報が出ています。

お互いに、体調を崩さぬよう気をつけましょう!。

by tane_mackey | 2014-10-22 23:51 | 雑記 | Comments(0)

お気付きですか? — 車体表記に変化

西武鉄道をご利用の方々にはお馴染みでしょう。

 シンボルマーク&ロゴ
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このシンボルマークは、2007年4月に制定並びに使用開始となり、2008年3月より電車(先頭車)の側面に順次貼付されました。
西武の「西」の字をデザイン化したのは一目瞭然です。(因みに、長年にわたり親しまれた旧社紋も、「西」の字をデザイン化したものです。)

今年になり、この車体表記に変化がありました。

 『SEIBU』から『西武鉄道』へ
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車体色から、『幸運の赤い電車』としてデビューした9103Fであることは、すぐに判ります。
リサーチしたところ、この9103Fが「シンボルマーク+『西武鉄道』」の新表記採用の第1号です。

もっとも、それに気付いたのは9月になってからで、10105F(レッドアロー・クラシック)ほか数編成が新表記に変更されているのを目撃しました。


 新表記となった10105F           入間市駅       2014年9月21日
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『西武鉄道』と明記することにより、企業の存在感を前面に押し出し、企業価値をより高めて行く意図が見て取れます。

by tane_mackey | 2014-09-26 00:45 | 鉄道 | Comments(0)